危険な食品 ④牛乳

person pours milk into glass

「骨を強くするために、牛乳飲まないとね!」

「牛乳飲まないと大きくならないよ」

など、牛乳神話はよく耳にしますが

残念ながら

日本人に限っては

真っ赤な嘘です。

いろいろなお話があると思うのですが

「牛乳はカルシウムが取れる」

「乳酸菌が入っている」

様々なことを言う人がいます

まずカルシウムを摂ることで、骨が強くなることはありません

カルシウムは必須ミネラルです

では、何のために必要なのかというと

1、骨や歯の成分、

2、細胞の分裂・分化

3、筋肉収縮

4、神経興奮の抑制

5、血液凝固作用の促進

になります。

なので、思っている以上にいろんなところに使っています。

では、「骨を強くするんじゃないの?」

そう考える方も老いと思いますが、

実は「骨の成分ではありますが、骨を強くするわけではありません」

どういうことか?というと

骨を作るには

造骨細胞と破骨細胞というのがあり

造骨細胞は字の通り、骨を作ります。

破骨細胞も字の通り、骨を壊します。

で、問題は「破骨細胞は作られ続けるが、造骨細胞はある条件が加わらないと作りません」

それは何かというと

「重力を感じるということです」

なので、宇宙飛行士の人は帰ってきた時、特殊なストレッチャーみたいな椅子に座り、骨が折れないようにして運ばれていくんです。

無重力空間にいるため、造骨細胞が働かないため、骨が作られなく、骨粗鬆症になっているのです。

なので、骨を強くするには、牛乳を摂るより

歩く、重力を感じる方が遥かに重要なんです

もう一つは

乳糖の問題です

私たち日本人は、乳糖を分解する酵素は持ってないんです

「乳糖不耐症なのです」

正確にいうと5歳以上は持ってないんです

どういうことか?というと

乳糖を分解できないと、腸で炎症を起こしやすくなり

様々な腸疾患に発展することがあります

なので、「牛乳飲むとお腹痛くなるよね」とか

「牛乳飲むと、うんちしたくなるよね」

というのは腸が過敏に動くから起こる反応なのです

なので、好きだったらいいですが

骨のため、腸のために飲んでいるのであれば

少し考えてもいいともいます。

ありがとうございました。

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