「ウォーキングマシン」と「歩行」の違い

過ごしやすい季節になってきました

以前からお話ししている通り

最強の健康法は

歩くことです。

そこでよく言われるのが

「ウォーキングマシンはどうなんですか?」

これをよく聞かれます。

以前講義で

「ウォーキングマシンは恥骨結合を壊し、歩行のアルゴリズムが破壊される」

と言われ、色々考えてみて

なるほど!

と腑に落ちたので書きます。

ウォーキングマシンは、乗ってみるとわかるのですが

単純に疲れます。

筋肉をいっぱい使っているのがわかります。

歩行に関しては、徐々に汗ばんでいき

骨盤周辺が熱を持ち

終わった後にじっとりと汗をかきます

同じようなことを行なっているのに

感じ方は全く違います。

その違いは

「足を動かしているのか」

「重心を移動しているのか」

の違いということがわかりました。

ウォーキングマシンは、体が後ろに引っ張られ、ひっくり返らないように

下半身に力が入ります。

なので、筋肉が疲れるんです

歩行は体が少し前傾になり

前に傾くことにより、前へ前へ重心移動を始めるのです

そうなると、恥骨や骨盤の動き方は真逆の動きになります。

ウォーキングマシンだと、恥骨や骨盤は上半身とのバランスがとりにくいために

上方向へカタカタ動き始め、外れやすくなります。

歩行だと、体全体が前への移動に対応するために

骨盤、恥骨はきちんとしたクランク運動を行います。

なので、歩行のアルゴリズムが作られ

体全体が連動して動くようになっていくのです。

なので歩行やウォーキングを行うのであれば

外で行うのをお勧めします。

ありがとうございました。

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