現代医療に足りない視点?「入れる」ばかりで「出す」ことを忘れていませんか

​小学生の頃、一緒に校庭を走り回っていた友達。

10年後、20年後に再会すると、みんな全く違う人生を歩んでいますよね。

​100人いれば、100通りの人生がある。

好きな食べ物も、趣味も、考え方も、体の動かし方も、一人ひとり違って当たり前です。

​だからこそ、私たちはそれぞれの人生の中で、異なる「体の傷」や「負担」を抱えています。

たとえ「痛む場所」が同じでも、そこに至るまでのストーリーは全員違うのです。

​本来の治療やケアは、その「一人ひとりの成り立ち」に寄り添うべきではないでしょうか?

​生きていくための「4つの基本」

​すべての人間に共通する、生きるための基本行動が4つあります。

​食べること・飲むこと

​排泄すること

​移動すること(動くこと)

​寝ること

​実は、この4つの中にこそ、本当に必要な治療や対処のヒントが隠されていると私は考えています。

​現代医学は「入れる」けれど、「出す」ことをしない

​今の医療や栄養学を見てみると、ある偏りに気づきます。それは**「体に入れること」ばかりに集中している**点です。

​栄養を摂る、水分を飲む

​薬を飲む、点滴を入れる

​眠れないから睡眠薬を頼る

​しかし、生きる上で同じくらい大切な**「出すこと」**が、あまり重視されていないように思えます。

​ここで言う「出す」とは、次の2つです。

​物質を出す:便や尿としての「排泄」

​エネルギーを出す:運動や行動による「放出」

​「使わない体」が痛みの原因を作る

​人間は行動しなければ、食べ物もお金も手に入りません。人と会うこともできません。

そして人間の体は、**「使わなくなった機能はどんどん退化する」**という面白い特徴を持っています。

​普段、家の中だけで過ごしている人は、気づかないうちに「家の中でしか使えない筋肉や関節、骨」になっていきます。

その状態で一歩外に出ると、普段使っていない場所に無理がかかり、傷がつき、痛みとして現れるのです。

​痛みは悪者じゃない。蓋をすると逆効果?

​そもそも「痛み」とは、体が発信している最も重要なサインです。

「傷がついているから、今は休んで!」というエネルギーを、外に放出して教えてくれているのです。

​しかし、痛み止めなどでそのサインに「蓋」をしてしまうとどうなるでしょうか?

行き場を失ったエネルギーが体内に溜まり、さらに大きな痛みとなって暴れ出すことになります。「痛み止めを飲めば飲むほど、かえって痛みが強くなる」と感じるのには、こうしたメカニズムがあるのです。

​むしろ、**「体から痛みのエネルギーをしっかりと出し尽くさせてあげることで、自然と痛みが消えていく」**と考えた方が自然ではないでしょうか。

​まとめ:これからの医療に必要なこと

​薬を詰め込んだり、痛みを無理に抑え込んだりするだけが治療ではありません。

​体に溜まったものをしっかり**「出す(排泄・運動)」**こと

​痛みをサインとして受け止め、**「出し尽くさせる」**こと

​一人ひとりのこれまでの生き方や、体の成り立ちをしっかりと見つめ直し、こうした「出すケア」を取り入れていくことこそが、本当に健やかな体を作るために一番大切なことなのではないでしょうか。

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